ねいちゃのブログ

オタクな僕が娘を育てたら…的なブログです。

ラグビートップリーグ2戦目

先週1月12日の開幕戦に続き、

1月18日、トップリーグ2戦目を観戦しに

ヤマハスタジアムへ行ってきました。

 

2戦目の対戦相手は、昨年の覇者、

神戸製鋼コベルコスティーラーズ。

 

2019年のラグビーW杯の日本代表では、

ラファエレ・ティモシー、中島イシレリ。

NZ代表のレタリック、それに・・・

昨季のリーグMVP、世界最高のSOと呼ばれる

ダン・カーターが所属しています。

 

今年も開幕戦をキヤノンイーグルス相手に

ボーナス勝ち点をも奪う50-16で勝っています。

 

厳しい試合になるでしょうが、

ヤマハも2連勝を目指して頑張る姿を

応援しようとヤマハスタジアムへ向かいました。

 

トップリーグ2戦目

生憎、朝から雨降りな空模様。

週間天気予報では、ずっと雨予想でしたが、

金曜日あたりから、9時には曇り空に変わる

ってことでしたが、試合開始まで降ってしまいました。

 

そんな天気の影響もあってか、入場者は開幕より

減っていました。

 

試合前イベント

開幕の試合前イベントはOB戦と菓子蒔きでしたが、

2戦目のイベントは、マグロの解体ショーでした。

 

喋り慣れてない感じが、ラグビー選手のイメージに

合っていて好感度抜群のイベントでした。

抽選で食べれるマグロ丼は当たりませんでしたが、

楽しかったです。

 

神戸製鋼コベルスティーラーズ戦:前半

試合開始後、しばらくは雨が降り続けていました。

試合に熱中している間にいつの間にか

雨も止んでいました。

ハーフタイムで、雨具を脱ぐか悩みましたが、

ヤマハ応援が見えた方がいいかなと

試合最後までジュビロカッパを着てました。

 

ちょっと横道それました。

 

試合は、雨の中だったこともあり、

両チーム、慎重な立ち上がり。

 

特に、一番最初のスクラム時の神戸製鋼の

緊張感がすごく伝わってきて興奮しました。

 

これだけのタレントを揃えた神戸製鋼でも、

やはりヤマハのスクラムは驚異なようです。

 

その一回目のスクラムを凌いだ神戸製鋼。

そこから怒涛の攻撃を繰り広げるも

ヤマハの集中した固い守りで防ぐ。

 

ただ、神戸製鋼SOダン・カーター選手の

ペナルティキックが、デッドラインを越えるという

まさかの失敗のおかげでもあり、

やはり、全員が高い能力を誇る神戸製鋼の

分厚い攻撃は驚異でした。

 

先制は、ヤマハ。

サム・グリーン選手による選手の間を通す

キックに抜け出したトゥイプロトゥ選手が

うまく相手を置き去りにしてトライ。

サム・グリーン選手のコンバージョンキックも

決まり、7点先制。

 

その後は、神戸の猛攻で10-22と逆転されます。

 

そして、迎えた33分40秒。

ヤマハのFLクワッガ・スミス選手のジャッカルが

決まり、ヤマハのスクラムでのリスタートです。

 

矢富勇毅・清原選手の4フェーズかけて崩した後、

サム・グリーン選手が左サイドに回る時間を稼ぐ

ヘル・ウヴェ選手の突っ込みで人数も揃えると、

5フェーズ目、そのサム・グリーン選手を経由して

トゥイプロトゥ選手からクワッガ・スミス選手に渡り

抜け出してトライ!

4フェーズ目の時点で、「もう一回!行けぇ!」と

叫んでしまいました。

そこから狙い通りに決まるトライに感動でした!

 

ヤマハのチームは、こうしてトライへの道を

にわかな僕にもわかるように誠実に作っていくので

応援のし甲斐があります。

観ていて楽しいですね!

 

ですが、地力に勝る神戸製鋼。

前半は、17-22で神戸製鋼がリードして終わりました。

 

前述しましたが、雨はいつの間にか止んでいました。

あっという間の前半40分でした。

 

ここまでで負けている一番の理由は、

ラインアウトで勝てなかったこと。

 

最初のヤマハのラインアウトで

神戸製鋼に高さで全く勝負にならなかったので

次からはショートになりました。

それだと、後ろから回すしかないので

なかなか進めないですね。

 

また、上で書いた34分28秒のトライ、

その後のコンバージョンの勢いに乗って

前半終了までヤマハの時間帯だったのですが、

40分前後の最後の一連のプレーで、

ヤマハ主将の大戸選手のジャッカルが決まり、

スクラムも前進させて神戸製鋼のファールを誘い、

得られたラインアウト。

神戸製鋼側のゴールライン前で、開幕のトヨタ戦では

同じような状況からラインアウト後のモールから

トライしていました。

 

ここは勝負してトライを得たいところ。

 

が、ここでも、神戸製鋼のレタリック選手に

触られてしまいました。

 

長身の選手が2人揃っているだけでなく、

リフトする速さが尋常じゃなかったです。

 

このプレーで、切られてしまい前半終了。

狙い通りの展開ながら、逆転まで行けませんでした。

 

でも、喰らいついて行ってはいるので、

後半も楽しみにハーフタイムを迎えました。

 

前半のスタッツ

※僕が個人的にまとめたものですので、

 正確性やカウント方法に問題が

 あるかもしれません。

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第2戦前半のヤマハ選手

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第2戦前半の神戸製鋼選手

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第2戦前半のデータ

 

数値で観ても、神戸製鋼が優勢だったのがわかります。

ラインアウトで、ヤマハの2失敗は大きかったと思います。

神戸製鋼の選手は、満遍なくどの選手も

仕掛けてくることが数値でも伺えます。

全員が高レベルの選手ということでしょう。


その中でも凄かったのは、やっぱりダン・カーター選手。

多くのプレーが高い質で、数値には出ないですが、

ポジション取りから素晴らしかったです。


日本で見られることを感謝しないといけないですね。

 

神戸製鋼コベルスティーラーズ戦:後半

後半、雨はやんでおり応援にも力が入りました。

前半終了間際の勢いのまま、ヤマハの攻勢。

後半1分15秒にもうトライ!と思ったら、

TMOでノートライ。

その後に神戸製鋼のジャッカルもあり、

流れはまた神戸製鋼へ。

11分20秒までに、2トライ2コンバージョンで

17-34と離されてしまいました。

 

しかも、23分30秒には、ヤマハのアーノルド選手が

シンビンで14人になってしまいました。

 

戻ってくるまで、スコアは動きませんでしたが、

神戸製鋼の攻撃に耐える時間でした。

 

なんとか凌いで15人揃うと、反撃。

まだアーノルド選手がいない中でスクラムで

前進できたのは凄かったですね。

アーノルド選手の代わりにバックスながら

スクラムに入った鹿尾選手も良かったです。

 

シンビン明けで15人になり、更に攻勢に出る

ヤマハチーム。

5人の手を渡り、サム・グリーン選手の

オフロードでツイタマ選手に渡ると

山中選手のタックルを交わし、

ゴールラインまで走り切りました。

 

コンバージョンを清原選手が決め、

残り3分20秒程度ですが、後1トライ、

負けはしても7点差以内であれば得られる

ボーナス勝ち点ゲットまでいける!という

雰囲気になりました。

 

このラグビーのボーナスポイント制はいいですね。

 

ある程度の点差があって負けていても、

最後まで頑張ろうってなりますね。

 

この試合もそうでした。

残り3分で、24-36で負けていても

まだ最後まで戦える、1トライ取る!っていう

スタジアムの空気になっていました。

 

1トライ取って、勢いの付いたヤマハ。

スタジアムの歓声も背に前へ前へと進んでいきます。

 

後半40分を越えても、ボールをタッチラインの

外に蹴りださない限り終わらないラグビー。

 

40分を過ぎてブザーが鳴っても、1トライを目指し、

進みます。

 

が、神戸製鋼山中選手がパスカットに成功。

勝っている神戸製鋼が、外に蹴りだして終了・・・

かと思っていましたが、神戸製鋼の選手は

ボールを繋いで攻めてくる。

 

それまで気づいてませんでしたが、

トライ数の差が現時点、2。

 

トライ数の差が3以上つくと、多い方のチームに

ボーナスポイント1がつくんですよね。

 

神戸製鋼の選手もまだ動けるここで、

1トライを決めれば、勝ち点4ではなく

勝ち点5になる状況ですから、

トライを目指してきます。

 

神戸製鋼の選手がまだ試合を終わらせず

戦うんだってことがわかって、

スタジアムはまた沸き上がりました!

 

両軍、選手交代が入っているものの、

疲れが見える中、試合が切れるまで

戦い続ける姿は、ちょっと感動ものでした。

 

この神戸製鋼の攻撃は、ヤマハのクワッガスミス選手のジャッカルで途切れました。

 

最後の力を振り絞るヤマハの選手たち。

43分を過ぎても終わらない試合。

 

ついに、ヤマハがモールからのトライ!!

・・・に見えたんですが。

 

TMOでヤマハの選手のオフサイドの判定が下りました。

 

惜しかった。

もうちょっとで7点差に縮められるところでした。

 

でもまだ、ヤマハのチャンスが。

その前の神戸製鋼のモールでアーリーコミットの

反則があり、ヤマハにペナルティキックが与えられました。

 

ここもラインアウトからのモールで押し込む作戦。

キックで外に出し、最後のラインアウト。

神戸製鋼は、長身選手のうちレタリック選手は

既に選手交代ではけています。

 

最後のチャンス!

と大声で「ヤマハ」コールを送るスタンド。

 

・・・が、

ここまで84分にわたる戦いを続けてきた

選手たちの死力をもっても

あと一歩が届きませんでした。

 

ラインアウト、神戸製鋼の選手が最後ももぎ取り、

山中選手が外へ蹴り出してノーサイドでした。

 

神戸製鋼の選手の中には、それでも、

なんで出しちゃうの、まだ1トライ行けたのに

っていう選手もいました。

 

試合終了時には、85分近くにまでなっていました。

それでも、最後まで少しでも多くの

ポイントを得ようと頑張っていた選手に

スタンドからは大きな拍手が沸き上がりました。

 

ヤマハ応援側としては負けはしましたが、

最後まですごく楽しめました。

 

二試合連続でいい試合が観れたので、

まだまだラグビー熱、続いてくれるといいな!!

 

後半のスタッツ

※僕が個人的にまとめたものですので、

 正確性やカウント方法に問題が

 あるかもしれません。

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第2戦後半のヤマハ選手

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第2戦後半の神戸製鋼選手

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第2戦後半のデータ

前半とは変わり、後半はほぼ互角の戦いでした。
ラインアウトは変わらず良くないのですが、
ショートもうまく使ってチャンスを潰さないで
戦っていました。

 

前半の時間を使って、この後半を作り出していたのかもしれませんが、そこまで詳しくないのでわかりません。

 

後半は、ダン・カーター選手の要所で厳しいところを

ついてくるプレーがあまり見られなかったのは、

ダン・カーター選手の体調面からかもしれませんし、

前半、ヤマハの攻撃がダン・カーター選手狙いがあった

と思われることから、その効果が出たのかもしれません。

 

総スタッツ

※僕が個人的にまとめたものですので、

 正確性やカウント方法に問題が

 あるかもしれません。

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第2戦のヤマハ選手

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第2戦の神戸製鋼選手

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第2戦のデータ

2戦目もめっちゃかかってしまった。

少しは速くなったと思うけど、なかなか

次戦の対戦相手の試合まで観きれない。

 

もっと見慣れたら変わるかな~

と思いつつ、2戦目を終了します。

 

3戦目は、残念ながら、ヤマハは京都。

自宅で結果を待ちます・・・。

 

おまけ

ヤマハの山村亮選手、この日の出場で

通算200試合出場でした。

凄いことですね。

記念の写真を撮ることができました。

 

これからもいいプレーを期待しています!

 

marshmallow-qa.com


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